過剰反応の本人確認
- 2日前、3月1日より犯罪収益移転防止法が施行され σ(^.^)たちも対象となる事業者
になる事をお話しさせて頂きました。
今日、売買の決済(収益物件)が1件あったのですが、融資実行した銀行が本人確認に
ついて異常すぎるぐらい過剰反応で、決済がなかなか前に進まない事態に・・・
売主が決済金を受領して即時、自社の口座へ振り込む為に振り込み伝票を銀行員に渡したら
担当者(売主)の免許証だけでなく、社員証、法人資格証明書まで要求されました。
買主については、数日前に金銭消費貸借契約をした時に本人確認はすでに終了して
いるはずなのに、融資実行時に再度、本人確認書類を要求!
これには、取引に立ち会った司法書士の先生がとうとう激怒! (女の先生でしたが)
○×△■×▼・・・・・ それで、なんとか取引の流れがスムーズになりました (´_`;)
たしかに、犯罪防止の観点から見ると本人確認は必要と思います。
しかし、数日前に本人確認をした相手から、再度の本人確認はあきらかに過剰反応です。
その支店だけでしょうか? 同じ銀行の他の支店ではここまで、しなかったように思います。
個人情報保護法施行の時も、過剰反応が相次ぎかなりめんどくさい事になりました。
これって、結局は誰が悪いんでしょうか?
法律を作った役人? 対象事業者? 元の原因となった悪質業者? 犯罪者?
いずれにせよ、一般市民が混乱しないようにして頂きたいですね!
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2008/2/27 【水】 | 不動産屋の日常
コメント
実は司法書士の先生が激怒したのはこの件だけではなかったのです。
決済前に抵当権設定書類を窓口へ預けようとしたら担当者でないと
受け取れないとか本店に行ってくれとか、かなり振り回わされたの
が積み重なってブチ切れたのです。
自分が担当している業務以外はみんな避けているように感じました。
面倒な手続きの負担をお客様に丸投げする銀行が悪いと思います。
客商売の風上に置けません。ぷんぷん。
銀行担当者も自分に責任が及ぶのを恐れているのでしょうけど
サービス業としてはどうかなと思います。