こんな商売あったのか!
- ヤフーオークションは、皆さん利用されてますか?
そのシステムを利用して、リスク無しに商品を転売して儲ける商売があったらしいです。
その方法とは・・・
限定品や即完売になる商品又はプレミアが付きそうな商品をAmazon.co.jp等で購入申込をする。
支払い方法にコンビニ払い等を指定し、支払い期限が到達しそうになったら支払い変更等の
理由で代金支払いを引き伸ばす。(商品の保管場所が不要)
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ヤフーオークションに出品して、落札された物だけ代金を支払う(売れ残りリスク無し)
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商品の発送先を落札者宛てにして、Amazon.co.jpより直接配送(送料が無料)
以前からあった手口らしいですが、うまく考えたもんですね・・・
商品を在庫保管する必要が無く、リスク無しに差益分だけが確実に儲かるのですからね!
今は、そういった取引をしようとしても、Amazon.co.jpでは規定が変更?になり、決済を
しなければ、アカウントが取り消されるとの事です。 (再登録しても即削除されるらしい)
不動産でも、これとよく似た取引方法があります。
「直接移転売買」という方法です。(以前は「中間省略登記」と言ってました。)
※不動産登記法の改正(平成17年3月)による登記システムの変更で一時期、事実上不可能
な状態となっていましたが、現在は「直接移転売買」の方法により取引が可能です。
他人物売買、つまり不動産を売主と売買契約を行った後、自分の名前で登記(決済)せずに
第三者へ売る事ができるのです。 (他人の権利の売買)
例: A⇒売買契約⇒B⇒直接移転売買⇒C (Bの名前で登記せずCの名前で登記)
これは、民法560条で有効とされていて、バブル時には、この取引方法が多かったです。
しかし、ヤフーオークションと違って、不動産の場合は第三者に転売できずとも一旦、決済
しないと契約によって手付金没収や違約金等のペナルティが発生しますので、ご注意下さい。
と言っても、今は不動産情報がオープンなので、それ以前に事実上困難かもしれませんが・・・
注、登記はしなくとも、権利の移転は存在しますので、登録免許税及び不動産取得税
の節税にはなりますが、売主としての責任等は発生する事になります。
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2008/5/30 【金】 | 不動産に関する雑学
コメント
ご指摘ありがとう御座いました m(_ _)m
中間省略登記の際は課税されていましたが、直接移転売買に
なってからは不動産取得税が課税されないようになりましたね!
さっそく、当該記事を訂正させて頂きました。
お手数をお掛けして申し訳ありませんでした。
今後とも宜しく御願いします。