寒くなると・・・
- 年が明けてから本格的な寒さになってきました。
東日本と西日本で今夜から明日の昼過ぎにかけて降雪の予報がでています。
交通機関の障害等に充分ご注意くださいね!
σ(^.^)の会社が管理している賃貸マンションで今年、初めて水道管の凍結
がありました。
昨夜、22:30頃に入居者から1本の電話・・・
水道の方は水が出るのに、お湯の方が出ないとの事でした。
給湯器が壊れた場合、温かいお湯は出なくとも水は出ます。(機種にもよりますが)
給湯器側の凍結と判断し、明日の14:00頃まで様子をみてもらって、それでも
水がでなかったら、ご連絡下さいと伝えました。
(入居者より昼頃、電話がありお湯が出るようになったと連絡がありました。)
水は0度で凍ります。水道の水も例外ではありません。
冬期は天気予報で翌日の最低気温をチェックし、氷点下になる場合はガスの元栓
を閉め蛇口から糸状に水を流しておけば凍結は防げます。
気をつけたいのは、凍結の為に給湯器が破損したり、それが原因で漏水事故に
なった場合の修理費用や弁償金は入居者の負担になります。
法律上、貸借物には借りた側に善管義務が発生します。
「善管義務」に関する規定は民法644条にあり善良な管理者の注意をもって
使用するものとするとされています。
抽象的な平均人として一般に要求される程度の注意義務のことで、自己の財産に
おけると同一の注意義務(自己同一義務)よりも高度な義務であり、債務者が
この義務に違反した場合は、損害賠償義務を負います。
ちょっとむつかしい書き方をしましたが、水道管が凍結するのは予想ができる
事で、入居者にはそれを防止する義務があるという事です。
あと冬場に絶対にやってはいけない事として、学生さんなんかは長期帰省等で
節電の為、ブレーカーを下ろす人がいますが、給湯器には電熱線が巻かれています。
電気が流れないと給湯器の凍結防止装置が働かず、給湯器内部で凍結が発生し
かなりの確立で故障の原因になります。
それと、凍結し水が出ないということで蛇口を開いたまま外出されますと、復旧後
大量の水が出る状態になり隣や階下に漏水する危険性がありますので注意して下さい。
賃貸総合保険に加入されている場合、賠償金が保険で出る場合もありますが
保険に入っているからって言っても、他人に迷惑をかけるのは間違いありません。
充分にご注意を御願いします。
※上記の内容は個々の事情により法規定や法解釈が異なる場合がありますのでご注意ください。
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2008/1/20 【日】 | 知らなきゃ損ですよ!
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