消費者金融の金利って?
- グレーゾーン金利(出資法の上限金利と利息制限法のあいだの金利)が問題になり、昔に
比べてかなり金利が下がりました。
この為、消費者金融の会社が大打撃を受け、倒産や廃業する会社が続出しています。
2007年9月中間連結決算は消費者金融大手4社とも税引き後利益の黒字を確保したみたい
ですが、貸金業者への規制を強化する改正貸金業法の成立の影響で、売上高にあたる営業
収益は4社そろって大幅減収となったそうです。
現在、大手消費者金融の金利は12~18%(ほとんどの方は18%)で貸し出しています。
しかし大手消費者金融が大幅減収となったこの金利って本当に安いと思いますか???
消費者金融が儲からないのなら得かなって思ってしまいがちですけど、仮に50万円を18%で
借りて月々1万円で返済した場合に何回払いになるかを計算してみると・・・
なんと約93回、7年と9ヶ月払いなんです! 返済総額は93万円なんです!
当初、1回目の支払い内訳は金利が7,500円元金が2,500円です。
ちょっと前までの出資法金利29.2% 月々1万円の支払いでは、永遠に返済が終わらない
どころかどんどん借り入れが増えていきます。
まぁ月々1万円の支払いで済む業者は限られているみたいですが・・・
数年前、信用情報を調査する場合に銀行系と消費者金融系が異なり、消費者金融で延滞事故
があっても銀行系の信用情報調査ではわからない場合があったのですが、今は情報が連携
されていてわかるようになっています。
将来、ローンで住宅を購入しようと計画されている方は特に要注意です!!!
消費者金融に借入れがあった場合(過去の借入実績も含む)はかなり融資審査が不利になります。
それと、利息制限法を上回って払い過ぎた過払い金の返還をしてもらおうと考える方がたくさん
いると思いますが、返還してもらった事実は信用情報に記録として残ります。
もちろん法的に返還は認められますが、常識的に金融機関(銀行)からみてそんな申し立てをする
人に新規の融資すると思いますか?
普通しませんよね・・・(法律では正当な権利でも貸すか貸さないかは銀行の自由です)
報道機関は消費者金融関連の悪い情報はあまりだしません!
なぜなら消費者金融は報道機関にとって、有力なスポンサーだからです。
現実に消費者金融企業が広告出稿を自粛したことで某ポータブルサイトがかなり打撃を受けたそうです。
計画的な借入れは良い事だと思いますが、足りなくなったからと安易に借り入れるのは考えもの
ですね!
○イフル犬(ちわわ)は身近に
いないので、イメージ画像は
σ(^.^)の実家にいるシーズ
でご勘弁を・・・ -
2007/11/28 【水】 | 不動産以外の雑学