ここは 「日本」
- 先日、σ(^.^)んとこの会社が加盟している宅建協会の
講習会がありました。
法律の改正や今どきの不動産業界の動向等々、まぁこれがまた
けっこう為になる事を教えて頂けます。(睡眠学習になる時もありますが)
で、今回のお題は不動産登記事項証明書(登記簿謄本)の見かたについて
司法書士の先生が講師となりお勉強。(それ以外の講義内容もあり)
しかし、今さらジロー(う~ん顔がひきつるようなオヤジギャグ)
というか、なんでまた今ごろ不動産屋相手にぃ?
なんて思いますが、長い間この業界にいると今さら聞けないような事が
意外とあったりするものです。 (^.^)
その中で司法書士の先生(講師)が余談でおっしゃっていた事が
強く印象に残ったので、書かせて頂きますね!
それは、不動産登記事項証明書(登記簿謄本)には所有者の
住所氏名のみで生年月日が書かれていないという事。
そんなん 別にええんちゃうん! なんて思いますよね
アメリカでは、自分の子供に親と同じ名前(なんとかJrとか)
をつけたりしますが、ここは 「日本」、同じ住所にまったく同姓同名の
人なんか存在しないんじゃないかと普通は考えますからね!
しかし、多くはないのでしょうが、実際に実例があるとの事。
たとえば結婚して姓が変わり同居になった義理の親とまったく
同じ姓と名前になってしまう事があるらしい。
あぁ そおいう事もあるんだぁ なんて簡単に考えてしまいますが
司法書士の先生はもちろん、σ(^.^)たち不動産屋も困った問題なんです。
不動産取引の際、当然の業務として運転免許証等で住所と名前を確認し
登記事項証明書と相違ないか当事者に本人確認をしますけど
先程書いたように登記事項事項証明書には生年月日の記載が無い
という事は姓の変わった嫁(夫)が義理の親になりすましたとしても
確認のしようが無いって事。
だって○○市の○○番地の○×△さんは、正真正銘○×△さんであって
□□□さんではありませんから (-_-;)
もちろん同姓同名であっても正当な所有者ではありませんから
勝手に不動産を売ったりすれば、犯罪になるのでしょうが
善意の第三者には見分けがつかない。
なにか大きな事件にでもなれば、対応策は協議されるのでしょうが
今のところは、どうしようも無いって事ですな
んっ となると全く関係の無い同姓同名の資産家をみつけて
自分の住民票を移動して・・・・
なんて悪用は厳禁ですぞ!
っていうかこんなのすぐにバレて捕まりますね (^^;)。
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2011/10/31 【月】 | 不動産に関する雑学