今が不動産の買時?
- 今日は、年に2回程度おこなわれる宅建協会主催の研修に行ってきました。
毎年、不動産に関する税制や建築基準法その他もろもろの法改正や制度が変わる為
σ(^.^)たち不動産業者はそれに対応できるような知識を持たなければいけません。
で、思うのは近年の不動産業界は昔に比べかなり高度な知識が必要になってきた事
σ(^.^)が、この業界に入った頃は、とにかく売れたらそれでいい業界
不動産売買契約書もB4用紙2枚程度でカーボン紙をはさんで記入します。
それは、それは、かなり薄っぺら~い、しろものでした。
重要事項説明書も、はっきり言っていいかげん。
ひどい時には、宅建主任者でない者が堂々と重要事項説明をしていました。
今から考えると、とんでもない話になりますけど、割合で言えばそのような業者
の方が多かったような気がします。
今と比べ、昔は本当に無茶苦茶な時代だったんだなと、しみじみ思います。
さて今回の研修内容、σ(^.^)たち不動産業者にはレインズと言う不動産業者専用の
情報ネットワークがあります。
不動産物件を専任や専属媒介契約等で、お客様に依頼を頂いた場合、法律でレインズ
に登録をしなければならないとされています。
そのシステムによって、広範囲に情報を流布させるという事です。(取引の透明性向上)
実際にはレインズに登録せず流通する物件も御座いますが、基本的には殆どの物件の
売り出し価格等がデーターとして記録される事になります。
研修の前半は、このデーターを詳細に分析し、不動産流通市場の動きを専門に研究
されている講師の方(民間の調査会社)から説明をして頂きました。
たとえば、○○地区の中古戸建は、○○○㎡位で○○○○万円台の物件が良く動いたとか
○○地域の地価下落、上昇率・ユーザーのアンケート結果等のデーターです。
σ(^.^)たち不動産業者に、それらを参考にし、営業戦略を立てて下さいという事ですね!
あくまで、データー上の分析結果ですが、関西地方は登録価格(売出価格)より成約価格の
乖離差が関東地方より少ないという事でした。
ようするに、関東地方の方が不動産価格の下落率が凄まじいという事ですね・・・
ミニバブルが起きた際、関西地方の不動産価格は、あがりきらないうちにバブルがはじけた為
地価下落率は関東地方よりダメージが少ないという事でしょうか?
まぁ 講師の方も関西地方は、そんなに心配するほどの事ではないと言ってましたが (・・?)
σ(^.^)から見ると、どう考えても、この物件は安いだろ!
と思う物件がなかなか売れないのを不思議に思う事があります。
確かに、消費者の不動産購入マインドのデーターを見ると今年に入り中途半端でない急降下
あくまで個人的意見になりますけど、現時点の不動産価格は適正だけれども購買意欲が
それを、はるかに下回り買手市場になっているような気がします。
悪いニュースを書く雑誌は、ものすごく売れるので、どの雑誌も不況一色
長期的にみれば、今が不動産の買時だと思うのは間違いなんでしょうかね・・・
明日は、不動産契約書についてのお話しをさせて頂きます。
(珍しいですね~ 続けて不動産の話をするなんて 笑)
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2008/10/06 【月】 | 不動産屋の日常