働かないアリ
- 京都にある日本電産という会社の社長は、今、見直されつつある仕事と
生活のあり方についての社会的な取り組み、「ワーク・ライフ・バランス」
を一蹴する発言(休みたいならやめればいい)で、渦中の人となっていますね!
この発言について、暴論なのか正論なのか、意見が分かれているようです。
これについての賛否はひかえさせて頂きますが、この会社には「2・6・2」の
法則は当てはまらないのかが、少し気になりました。
「2・6・2」って、いきなり言われてもわからないですよね・・・
以前に読んだ経営学?の本に、このような事が書かれていました。
家には寝に帰るだけのモーレツ社員はどこの会社にもいますが、反対に会社に
何しに来てるの?っていう社員も必ずいます。
じゃぁ、働かないものをクビにして、モーレツ社員ばかり集めたらどうなるのかと
言うと、その中の2割が働かなくなってしまうのだというのです。
よく働くもの2割・普通に働くもの6割・怠けるもの2割ですね・・・
なんと、これを裏付けてるのは「アリの世界」だそうです。
アリは女王アリを中心に役割分担が明確で、人間の社会と共通点が多く研究の
対象となっています。
アリの世界でも、まったく働こうとしないアリが2割いるので、その怠け者の
アリを取り除いたところ、
いつのまにか、その中の2割のアリが働かなくなってしまったそうです。
研究者は働かないアリが、なにか特別な役割や理由があるのではないかと
しており、その不思議な法則を日夜研究しているみたいです。
話しは戻りますが、この法則が事実なら、日本電産の社長が言うように
休みたい社員がやめていったとしても、永遠とこれが繰り返されるのでは?
それとは反対に、私の知っている会社では、よく働くものが、やめたら
今まで働かなかった社員が、よく働くようになっていました。
又、ちょっと話しは違うかも知れませんが、「いじめ」問題でもそうですね。
学校で、いじめられている人が転校したとしても、そのクラスでいつのまにか
新たに、いじめられる人がでてくると聞きます・・・
不思議な事ですが、これが人間社会と言うものなのでしょうか?
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2008/4/30 【水】 | 不動産以外の雑学