振り込め詐欺(不動産編)
- 先日、知人(業者)が管理しているマンションで実際にあった話です。
知人(業者)が管理するマンションの入居者から1本の電話・・・
家賃の振込みを自動送金にしてるのですけど、振込先変更の手続きする時間
がないので、今月は前の口座に振り込まれてしまうのですけどいいですか?
知人(業者)は???
話しをよく聞くと郵便ポストにオーナーチェンジの為、家賃の振込先が変更
になりましたと書かれた通知書が入っていたとの事です。
もちろん知人(業者)は、そんな通知書を出した覚えもなく、あわてて他の
入居者に確認をすると全戸に通知書が配布されているみたいです。
すぐさま入居者全員に書かれていた振込先に送金しないように連絡をとり
連絡のつかなかった入居者が間違って振り込みをされないよう、マンション
に注意事項の書いた大きな張り紙と通知書を投函し事なきを得たのです。
今回は、たまたま入居者から連絡があったから良かったのですが、なければ
入居者の中で、疑いもせず振込みをされる方がいたかも知れません。
この手口は数年前に、多くあった詐欺の方法です。
以前に不動産こぼれ話の大阪のおばちゃん!でオレオレ詐欺(振り込め詐欺)
の事をチラッと書きました。
これは劇場型の振り込め詐欺で大阪の人間(おばちゃん)はだまされにくい?
みたいですが、今回のように、いつも見慣れている管理会社名で、もっともらしい
文面が書かれていた場合は・・・
そう言えば σ(^.^)が手がけた物件で、オーナーチェンジの通知書を配布しても
事実確認の連絡を入れてくる入居者は数パーセントです。
賃貸マンションを借りている方は、このような通知があれば必ず従前の管理会社
に事実確認される事を強くお勧めします。
他にも管理会社や家主の名前を騙り不要な物を売りつけたりする悪質業者もあり
ますのでご注意下さいね!
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2008/2/02 【土】 | 知らなきゃ損ですよ!