建物の評価方法
- σ(^.^)たち業者が不動産査定をする場合、この辺の土地相場は坪○○万円で、角地で間口
が広いから○○○○万円位かな?
建物は木造で、20年経ってるから評価0円だけど改装工事もしてるし建物も状態が良いから
○○○万円位かな? と加減算しながら査定価を算出します。(簡易査定の場合)
地域や業者によって若干変わりますが、建物(木造)は基本的に20年以上経てば、価値が
無しとされてしまいます。
金融機関なら会社によっても違いますが、木造であれば30年位で評価が無しとなります。
では、固定資産税の税額の基礎となる家屋の評価額は何年経てば0円になるのでしょうか?
残念ながら、家屋の評価額が0円になることは、建物がある限りはありません。
ほぼ20年位で、ほぼ一定の評価額(約2割)に落ち着き、その後推移する事になります。
これは、住んでいる(使用している)以上、家屋の使用に支障のないように必要最低限の
修繕などの維持管理が行われているという考え方です
でも、どの考え方が正しいんでしょうかね?
20年はちょっと早すぎる気もしますし、30年っていう数字もね~
理屈で言えば、お上(地方公共団体)の言うのが正しい気もします。
しかしσ(^.^)は業者だから言うわけではありませんが、物の価格を決めるのはあくまで市場・・・
現在の市場性は残念ながら、やっぱり築20年(木造)が基準となっています。
福田政権は、住宅の寿命を延ばす‘200年住宅’に向けた取り組みについて政策提言しています。
この200年住宅が一般化されれば、市場性が変わるんでしょうかね?
それにしても福田さん、いきなり200年ってのは、あまりにも極端すぎると思いますけど (´_`;)
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2008/6/27 【金】 | 不動産に関する雑学